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永遠の絶望

母親に死にたいと話してしまった事で、自殺を止められてしまい、用意していたヘリウムガスを破棄されてしまいました。
母親に説得された直後は頑張って生きていかないといけないと思えましたが、日が経つごとに生きている事が辛くて堪らなくなってもう限界です。
何でもないふとした行動で彼女の事を思い出し、もう二度と会えない哀しみに絶望する毎日です。
希望も夢も無く、絶望しかないのにこれから先ずっと生きていく事が辛すぎます。
彼女と暮らしている時にはどんなに嫌な事があっても死にたいとか考えた事はありませんでした。
僕は彼女に依存して今まで生きてきていたと思います。
身勝手だけどもう終わりにしようと自分の中で決意が固まってきました。

頑張る?

母親と電話で話している時に本音を話してしまいました。
もう死にたいと
母親から彼女はそんな事を望んでいない、僕が頑張って生きていく事を絶対に望んでるとか言われましたが、彼女が望んでる事は彼女自身にしかわかるわけも無いし、勝手に決めつけて話さないでほしいと思った。
頑張れと言われても、何の為に頑張る必要があるのかわからない。
仕事をしてお金を貯めても何の楽しみも待っていない事がわかっているのに。
これから頑張って生きていこうって考えると、どれだけ必死に頑張ったとしても彼女に会う事が出来ないのに本当に何の為に頑張らないといけないのかわからない。

死のうと思っていても母親に話す事じたい間違っていると頭では理解できているにもかかわらず話してしまったのは、僕の中でまだ死ぬ事を迷ってる部分があったからかもしれません。
僕が死んだら母親に迷惑をかけるんだろうなとか、話してしまった事で考えるようになってしまいました。

消え去りたい

彼女が癌にかかってしまっていると知る前まで、全く気付いていませんでしたが、失ってから気付きました。
僕はずっと彼女に依存して生きていた事に。
ゲームをするのが割りと楽しいって感じていましたが、今は全く楽しくありません。
仕事とか頑張ろうって思えてたのも全て彼女の為でした。
今は何の為にこれから先、生きていけばいいのか全くわかりません。
今後、僕が楽しいって思える事があるとは思えません。
彼女と一緒に死ぬ事が出来ていればどれだけ幸せだったのかと、後悔しかありません。

手遅れ

数日後の夜にお腹が激しく痛みだし、舌下錠を飲んでも痛みが取れない状態になってしまい救急車を呼びました。
腸閉塞にかかってしまったそうで、この日から絶食状態に…
腹水がかなり溜まっていたが、体力的にKM-CARTが出来ずかなり辛そうでした。
彼女から何度も、もう早く終わらせたいと泣きながら話され、僕の中でも一緒に死のうって決意が固まりました。
でもその後、外泊許可も外出許可もおりないまま時間だけが過ぎていきました。
元々細身の彼女でしたが、絶食状態が続き痩せ細ってしまい自力で歩く事も出来なくなってしまいました。

僕は何でもっと早くに彼女の願いを叶えてあげなかったのか本当に自分が情けなくて大嫌いです。

取り返しがつかない

病院から家に戻ってからも彼女は暗く塞ぎこんだままだった。
いつもならお笑いのDVDをつけると笑ってくれるがこの日は違った…

僕には悪いけどそろそろ私は死にたい

彼女が泣きながら話してきたが、頼りない僕には、もう少し頑張れるところまで頑張ろうと言って一緒に死ぬ事を逃げる様な事しか言えなかった。

もうちょっと頑張ってみるけど、限界がきたら私1人でも死ぬから、とめたりしないでね

卑怯な僕は、1人で死なせたりしないと彼女に言った。

今になって思うとこの時に2人で死ねていればどれだけ幸せだったんだろうって後悔しても後悔しきれない。

抗癌剤

病院の診察日がきたので、受診し症状を話したところ、腸閉塞になりかけているかもしれないとの事だった。
癌の場合、腸閉塞にかかってしまうと直すことはほぼ出来ないから、今後は延命の抗癌剤治療に入りたいと言い出した。
抗癌剤で癌が治る可能性が少しでもあるなら、医師の言う通りに治療を行ってほしいと僕は思ったが…
抗癌剤はあくまで延命の為のもので、抗癌剤があわなかった場合、体力が持たず死ぬ可能性もあるとの事だった。
元々彼女は抗癌剤治療だけはしたくないと強く希望していたので、医師からの提案を即答で断った。

痛み

腹水が溜まる速度は日に日に増してきてしまったが、KM-CARTは2週間おきにしか出来ないそうで、お腹が張ってきてからは、これまで彼女の大好きな野菜スープならば食べる事が出来ていたが、徐々に食べれる量が減っていってしまった。

お腹が頻繁にゴロゴロと割と大きめの音で鳴るようになり、身体からガスが出にくくなってしまった。
お腹がゴロゴロと鳴る度に腹部に痛みが出てきてしまっていたので、病院へ連絡したところ、排便が少しでも出来ているなら心配しなくていい、次回診察時に痛み止めを出すので受診するのはその時でいいと言われた。
この頃から横になっていても身体に痛みを感じるようになり、体勢を変える度に激しい痛みが出てくるようになってしまっていた。
座る為に起きあがろうとしていた時に僕が手伝おうとしたら、まだまだ1人で大丈夫と笑顔で言ってくれたが、痛そうにしているのがあきらかで涙が出てしまいそうになったが、必死に堪えて彼女に笑いかけた。